「へえ、そうなんだー」「そうだよね」「なるほど」あいづちを英語で言うと

日本語で何気なく使っている「うん、あー、へえ、そうなんだ」という相槌。
英語での相槌の打ち方をご存知ですか?

英語だと何て言えば良いのか分からず戸惑った経験があるのではないでしょうか。

相手の話を聞いている時に上手く相槌を打たないと、会話が不自然になってしまいます。

この記事では英会話で使われる一般的な相槌のフレーズから応用編まで、今すぐ使えるものをご紹介していきます。

今日からでもすぐに使えるものばかりなので、さっそく友人との気さくなコミュニケーションを楽しんでみてください。

まずは基本編から、早速見ていきましょう。

話の途中で相槌を打ちたい時

まずは基本編の相槌です。

相手の話を聞いているときに中間で相槌を打つことで、こちらがちゃんと話を聞いているという意志表示になり、話し手に安心感を与えます。

日本では「うん」といって聞いていることがほとんどですが、英語では何というのでしょう。

下記で知らなかったものは早速チェックしてみてください。

I see.
なるほど、そうなんだ。

Right, right.
うん、うん。

Indeed.
たしかに。

That’s true.
そうだよね。

That’s so true!
本当にそうだよね。

Exactly.
まさにその通り。

Totally.
その通り。

Absolutely.
絶対にそう。

Definitely.
間違いなくそう。

I think so.
そう思うよ。

Sounds good.
いいね。(内容に同意)

That makes sense.
それはそうだよね。(確かに意味が通っていることを認める)

Sure, I understand.
もちろん、わかるよ。

I get it.
わかるよ。(納得)

I see, I get your point.
なるほど、言いたいことはわかるよ。

ざっと並べてみただけでもかなり種類があることをお分かりいただけたでしょうか。

これらを組み合わせて使うだけでも、これからは相槌で困ることはありません。

ちなみに会話の続きを聞きたい時は下記を参考にしてください。

And?
それから?

And then?
それで?

相手の話を聞いた時の最初のリアクションに使える相槌

That’s awesome! / That’s great!
最高じゃん!

That’s funny.
うける

Lucky you.
ついてるね!良かったね!(または皮肉を込めてやったね!という時

That's interesting!
面白い!(興味深い気持ち)

Is that so?
そうなの?

Is that right?
それ本当なの?

Awesomeには「すごい、かっこいい、いけてる」というような意味があり、Greatと同様に会話ではよく使われています。

発音も「アーサム」に近い音なので合わせて確認してみてください。

Lucky you が相手に対して用いられるのに対し、自分に運があった時には「Lucky me!」と言ったりもできます。

驚いた時のフレーズ

次は驚いた時に使えるフレーズを見ていきましょう。

No way, really?
うそでしょ!まじ?(本当?)

No way, you are kidding!
うそ、冗談でしょ!

Seriously?
まじ?(本気?)

Really? Tell me more.
本当に?もっと教えて。

Oh my goodness.
まじか。(信じられない)

I can’t believe it! / That's unbelievable!
信じられない。

That's incredible!
信じられない。

英語といえば「Oh my god!」ですが、欧米ではより宗教に関して話題になりやすいため、godを他の言葉に置き換えることが一般的です。

これは神様の名前をあまり軽々しく口にすることを嫌う人々への配慮の気持ちを表しているのですね。

そのためOh my goodness! という風にGから始まる他の言葉を当てているのです。

その他にOh my gosh! もよく使われています。

「私も」と言いたい時のフレーズ 上級編

Me too
わたしも。

まずは誰もが知っているMe too. という表現です。

相手の話に同調したい時に使える便利な表現ですよね。

ところで、この言い方に慣れてきたら上級編の言い方を練習してみるといいでしょう。

慣れるまでは少しややこしく感じますが、使いこなせればとても自然な英語に聞こえ、ネイティブには好印象です

是非チャレンジしてみてください。

So do I / So am I / So can I / So will I / So did I/ So was I/ So would I / So could I / So have I.
私も。

Neither do I. Neither am I / Neither can I / Neither will I / Neither did I / Neither would I / Neither could I / Neither have I.
私も(~ではない)

このフレーズを用いて相手の話に同調することができます。

ポイントは相手の話で使われた動詞の代動詞を使用して答える点です。

Soを使った肯定表現 上級編

例えば、
A: I love Japanese food. It’s so healthy and tasty.
(日本料理がすごい好きなんだよね。美味しくてヘルシーだよね。)

B: So do I. Especially my favorites are Tofu and Natto.
(私も。(日本料理が好き) 特に豆腐と納豆がお気に入り。)

このようにAで使われている動詞Loveに注目します。

Loveの代動詞はDoになるので、答える時にはLoveをDoに置き換えて答えるという仕組みになっています。

もう一問見てみましょう。

A: I am very nervous today. I have an important meeting this afternoon.
(今日すごい緊張してるんだよね。午後に大事な会議があって。

B: Oh really? So am I. I have a presentation from 11am. Well, good luck for both of us.
(本当に?私も。(緊張している) 11時からプレゼンがあるの。お互い上手くいくといいね。)

be動詞の場合はそのまま自分に置き換えてもamのままなので解り易いでしょう。

Me too を使うタイミングで、上記を使えるようになれば英語上級者です。

Neitherを使った同意表現 上級編

否定分Neitherを使う場合の例文を2パターン用意しました。

この表現は相手の不平・不満について同調する際に、大変便利な表現です。

早速見ていきましょう。

A: I didn’t like the food at the restaurant. I couldn’t finish it.
(このレストランの料理あまり好きじゃなかった。食べきれなかった。)

B: Neither did I. That plate was too salty. I won’t come back there again.
(私も。(私も好きじゃなかった。)あの料理はしょっぱすぎたよね。もうあの店には行かないな。)

A: I wasn’t so satisfied at the restaurant. The service was horrible.
(このレストランあまり満足できなかったわ。サービスが酷かったの)

B: Neither was I. I had to wait for more than 1 hour and the food wasn’t so good.
(私もよ。(満足できなかった) 一時間も待たされたあげく、料理もあまり美味しくなかったの。)

リスニングと動詞を置き換えるコツさえ掴めば、そこまで難しくありませんので、ぜひ会話の際に取り入れてみてください。

まとめ

英語でも相槌を打つことで、話し手に安心感を与え会話がよりスムーズに進みます。

一言に相槌と言ってもさまざまな言い方がありますので、色々試しながら自分にあったものを見つけていくとよいでしょう。

始めは自分の好きなアーティストや俳優、仲の良いネイティブの友人をお手本にして、自分に合ったフレーズを研究するといいかもしれません。

まずはよく耳を澄まし、相手が使う相槌を真似てみることが上達への第一歩です。

日本でよく耳にする「Really?」や「Me too!」、「Uh, huh」といった基本フレーズから抜け出して、より多く使われている言い方をマスターしてください。

Really? のあとにTell me more! と言えるだけでも相手の話に対し興味を持っていることを伝えられますよね。

ぜひ英語でも良い相槌が打てるように、今日から練習しましょう。

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