英語が苦手な人でも簡単に克服できる!すぐに試してほしい2つのコツ。

あなたは英語が苦手ですか?

学校のテストの点数が悪かったり、意味が理解できなかったり、英語そのものに抵抗があったり、理由は色々あると思います。

今や「英語が話せるのは当たり前」なんて記事を見かけるとドキッとしてしまうのではないでしょうか。

今回はそんな苦手意識を克服するためのとっておきの方法をご紹介します。

今まで挫折を繰り返してきた方も安心してください。

英語や外国語の習得はそう簡単ではありませんが、時間と日々の積み重ねで必ず習得することができます。

そのために必要なポイントをまとめましたので、是非参考にしてみてください。

それではさっそく本題に入りましょう。

苦手克服法1 自分の好きなジャンルを英語で!

英語に苦手意識があるのなら、まず「学習や勉強」という意識はここで捨ててください。

勉強ではなく趣味や遊びに時間を費やすような感覚で始めましょう。

以下でその方法を説明していきます。

まず例として好きなジャンルが「音楽」だとしましょう。

音楽が好きな人はまずiTunesやCDから好きな曲をいつものように聞き始めます。

その場合、特に思い入れがある曲や好きな曲を選ぶことがポイントです。

聞き込んだ曲の方が歌詞の内容が頭に入っていますし、良い訳を導きやすいでしょう。

洋楽の場合

洋楽の場合は歌詞の日本語訳を好きな部分から訳していきます。

例えば「Some people」について。

これを訳すときに辞書通りに訳すと「何人かの人々」となってしまいますが、よくある日本語に置き換えると「ある人達は」「大概の人は」「周りの人は」「みんなは」など前後の流れでさまざまな訳ができます。

英語も一つの言語ですから、我々が日常的に馴染みのあることばに置き換えればよいのです。

このコツが掴めれば英語に対する苦手意識はぐっと下がるので、英語を今までより楽しめるようになってくるはずです。

もちろん始めはタイトルの訳から難しくて躓くかもしれませんし、ほとんど意味が分からないかもしれません。

しかしめげずに辞書やインターネットを使って自力で調べていくと意外な発見や気付きがあるはずです。

大事なのは疑問を持ち、自分で調べていくこと。

まずは目標として1曲完成させてみてください。これだけでかなり力が付くはずです。

また曲を聴きながら発音のチェックをするのも忘れずに。

外国人アーティストのCDには日本語訳が付いていることも多いので、英語版の歌詞と比べてみるだけでもよく使われている単語が分かったり意味が理解できたりして面白いです。

邦楽の場合

邦楽が好きな方は歌詞の意味を英語で考えてみましょう。

例えばサビの有名なフレーズや耳に残っている歌詞について、「英語だと何ていうのかな」と考えてみるだけでもかなり頭を使います。

一曲全て訳さなくてもかなり理解が深まり英語の上達に繋がりますし、テキストを使用せずに好きな歌詞を使って学んでいけるので気軽に楽しく初めてみてください。

その他のジャンルの場合

スポーツが好きなら選手の特集記事を翻訳したり、外国人選手であればインタビュー動画を見て発音や内容を理解したりと色々な訓練ができます。

読書好きなら有名な作家の本から気になる一文を見つけて自分なりに翻訳してみると良いでしょう。

想像力と読解力が鍛えられます。

このように自分の好きなジャンルから文章や音声を見つけ、それを英語と日本語の両方で理解してみるのです。

趣味の時間を使って好きな事の理解を深めていけるので飽きずに続けられ、好きなことに没頭しているうちに気付けば英語が上達しているかもしれません。

英語が楽しくなってきたら、次は文法をきちんと理解したいと感じてくるでしょう。

その場合には苦手な文法の克服法についてお話します。

学生の時に文法で躓いたというかたは必見です。

苦手克服法2 英文法は中学レベルをマスターせよ!

英語が分かるようになるには最低「中学3年間分」の文法知識を身に付けましょう。
英語を使用する上必要な文法の殆どは実は中学英語で学習しているのです。

この基礎を今一度しっかり復習することから始めていきましょう。

それでも、文法はやらなくてもいいやと思っていませんか?

確かに単語を繋げて行けばなんとなく意味は理解できそうですよね。

ところが日本語は特に英語と文法構造がかけ離れているので初めにきちんと理解しておくと後でとても楽になりまし、文構造が複雑になっても理解できるようになります。

また文化や言語の特徴もあるのでなかなか全てを綺麗に訳すことは難しいですが、よく見る単語に関しては自分なりの訳を見つけておくのも良いかもしれません。

それでは練習として、
「I don’t like cats but now we have a cat in our house.」
「本当は猫好きじゃないんだけど、今うちで猫を飼ってるんだよね。」

という文章について見ていきましょう。

教科書のままだと、

「私は猫を好んでいません。しかし今私たちは家で猫を飼っています。」

というなんとも味気ないロボットのような文章ができあがります。

これは友達とカフェや電話でお喋りをするような他愛もない会話のはずなのですが、その日本語訳がいまいちしっくりきていませんね。

早速下記のポイントを参考にしながら考えていきましょう。

ポイント1 動詞の位置

日本語では意味の大部分を伝える動詞を最後に配置する文法構造です。

それが英語の場合は文の始めにくるため、日本人にとってはややこしく感じてしまいます。

上記の文をそのまま訳してみると、

「私は 好んでいません 猫を しかし、 今 私たちは 飼っています 猫を 家で」 となります。

これが英語と日本語の大きな違いです。

始めは難しく感じますが、このルールさえ覚えてしまえば英語はそこまで難しくありません。

上記が理解できたら、次にこの文法構造を日本語らしく並べ替える必要がありますね。

そうすると、

「私は 猫を 好んでいません。 しかし 今 私たちは 家で 猫を 飼っています。」

という風に動詞が最後に配置されすっきりしました。

ただこれだとまだカフェでお喋りしているようには聞こえません。

どうしたら更によくなるでしょうか。

ポイント2 日本語訳では主語を省略してみる

英語では主語となる「私は」「あなたは」「彼は」「あなたたちは」などを必ず先頭に置きますよね。

でも実はこれ日常的に使う日本語にするとすごく違和感がありませんか?

考えてみると私たちは堅い文章やスピーチ以外では結構主語を省略して喋っています。

なので例えば、
「私は 猫を 好んでいません。」の部分の主語を省いて「猫を好んでいない」つまり猫が好きじゃないという訳を導き出せるとよいのです。

このように主語を省略して訳してみると、案外意味がすっきりして解り易くなります。

ポイント3 その他 単語の訳し方

上記の文章で出ているButですが、これも教科書どおり「しかし」で覚えてしまっている人が多いのではないでしょうか。

この場合は前半部分とつなげて「~なんだけど」という訳にしてみます。

テストではないので、自分の普段使っている馴染みのある日本語を訳として当ててください。

そうすることで理解がぐんと深まります。

My houseに関しても「私の家では」にせず「うちでは」など良く使用していることばを当てはめます。

前置詞と呼ばれるaやtheに関しては文章で協調していない限り訳さなくてもOKです。

これも英語特有のルールみたいなものなので無理に訳すとかえって日本語に違和感が出てしまいます。

上記のポイントを踏まえて訳すと、下記のような会話らしい訳を導きだせるようになります。

「I don’t like cats but now we have a cat in our house.」
「本当は猫好きじゃないんだけど、今うちで猫を飼ってるんだよね。」

上記の例文は簡単な単語ばかりですが、単語の難易度が上がっても基礎的な文法やルールは変わりませんので、まずは中学英語をきちんとマスターすることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は英語が苦手な人に向けてその克服法をご紹介しました。

まずは勉強という固定観念を捨て、自分の好きなジャンルの内容から英語で理解してみるようにしてください。

また重要な文法事項に関しては中学英語で既に学んでいますので、その復習をするだけで日常会話はかなり理解が深まると思います。

まずは身近なところから少しずつ英語に興味をもっていければあなたの苦手意識はすぐに克服できますよ。

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