【意思】と【意志】の意味と違い、使い分けや使い方

 【意思】
意を思うこと。

受動・客観的で気づいたらその現象が静止を迎えてることが多い

 【意志】
意を志すこと。

能動・主観的で自己を突き動かそうと充ちていること

意とは心のこと。

意=心。

心の向きをそれぞれが真逆に捉えてる。

【意思】

「こんな風に思っていたんだ」と精神が客観の域にある
自身がその己の意思に気づいた時にやや冷めた反応をしているな、と直感する。

水っぽい感じ。

意思を持ったときたいてい人の顔は下を向いている。

心と思いはくっつく性質にある。

こちらは心の終着点となる

【意志】

「必ず成し遂げるぞ」と精神が主観の域にある
自身がその己の意志に気づいた時にとても情動な反応をしているな、と直感する
火っぽい感じ。

意志を持ったときたいてい人の顔は上を向いている。

心と志しは離れる性質にある
こちらは心の出発点となる

【意思】【意志】

「相手の気持ちをおしはかることで意思の疎通をとろうとした」
和らげようとする試みの根底が受け身にある。

柔しくとどめようとする母性。

「夢は総理大臣です。

この国を変えようという意志は揺るぎません」
夢や理想を想像する時に用いる。

過激なニュアンスにも耐えうる。

決闘に向かう父性。

【意思】はおとなしい。

【意志】は激しい。

この相反する二種の漢字に人間性のようなものを見出だせれば
いざ自分が使うようなシチュエーションに出くわしても境を引けると思います。

私は女性的な横社会な意思と男性的な縦社会の意志と解釈しています。

(とうぜん女性が意志をもつことはありますが 笑)

おすすめの記事