生年月日の英語表現。誕生日や年齢など基本的な表現方法をご紹介。

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英語で生年月日を答える場面に遭遇したら、なんと答えればよいのでしょうか。

日付と月はどちらを先に言えばいいのでしょうか?

日本と違って「昭和」「平成」などの元号はありませんが、生まれた年はどのように表したらいいのでしょう?

分かりそうで分からない、英語での生年月日の言い方について今一度明確にしませんか?

ふとした瞬間に困らないように、ここでしっかりと復習しておきましょう。

それではさっそく例文と合わせて見ていきましょう。

英語で生年月日は何という?

学校や職場、病院などフォーマルな書類を提出する時には、生年月日を聞かれることがあると思います。

生年月日は英語で「Date of birth」と記載してあります。

Birth Dateと書かれたりもしますが、とりあえずこのBirthが出てきたら生年月日のことを聞かれているのだということを思い出しましょう。

書き方としては、月は英単語を用い、日にちは数字で書くことが一般的です。

パスポートの表示を思い出すと良いかもしれませんが、これは月日の数字が例えば5月5日などの場合に、数字が重複してしまい誤解が生じることを防いでいます。

例として、生年月日が1985年5.月5日の場合を見てみましょう。

Date of Birth: 5 MAY 1985

上記をデフォルトの形として覚えておくことをおすすめします。

アメリカでは日、月、そして年の順番になることが一般的です。

仮に月と日が入れ替わる場合でも、英単語と数字を使用していれば月日を混同する心配もありません。

また書類によってはDD/MM/YYYYのような表記を見ることがあります。

これは(Day/Month/Year)の頭文字を表しており、その順序で書くようにという指示表記です。

これが書いてあれば迷わずどの順序で書けばいいか分かりますね。

例えば、 下記のようになります。

MM/DD/YYYY MAY/05//1985
DD/MM/YYYY 05/MAY/1985

また、年数はYの数によっても省略してよいのかどうかが分かるようになっています。

DD/MM/YY   05/MAY/85
DD/MM/YYYY 05/MAY/1985

書類を記入する際には、これらに気を付けて生年月日を書くようにしましょう。

それでは次に会話の場合はどうでしょうか。

会話で生年月日は何という?

銀行や各種登録の際に身分証明が必要な場合があります。

その場合に会話でも、生年月日を問われる場合がありますが、答え方としてどう返すのが良いのでしょうか。

その受け答えの仕方について例文で見ていきましょう。

A: Could you tell me what your date of birth is?
生年月日を教えていただけますか?

B: It's May 5th of 1985.
1985年5月5日です。

「~日」という日付は序数で答えますので、下記の表を使ってしっかりと練習しておきましょう。

「序数」
1st ファース
2nd セカンド
3rd サード
4th フォース
5th フィフス
6th シックス
7th セブンス
8th エイス
9th ナインス
10th テンス
11th, 12th, 13th, 14th, 15th, 16th, 17th, 18th, 19th, 20th, 21st, 22nd, 23rd, 24th…..
…..30th, 31st

自分の生年月日はもちろん、その他の序数詞も日常会話では必須ですので、正確に言えるようにしておくことが大切です。

また生年月日を答える時は、一般的に月から述べることが多いと言えます。

英語のMONTH(月)についてもおさらいしておきましょう。

January ジャニュアリー 1月
February フェブラリー 2月
March マーチ 3月
April エイプリル 4月
May メイ 5月
June ジューン 6月
July ジュライ 7月
August オーガスト 8月
September セプテンバー 9月
October オクトーバー 10月
November ノベンバー 11月
December ディセンバー12月

エイプリルフールのエイプリルは4月という意味です。

ジューン・ブライドといってギリシャ神話では6月の花嫁は幸せになると言われています。

基本的に英語の月名はラテン語に由来しています。

下記が月名のラテン語です。
Januarius Februarius Martius Aprilis Maius Junius Julius Augustus September October November December

英語のスペルにそっくりです。

このラテン語がもとになっているため、英語学習者としては少し読みにくさやスペルのややこしさを感じていたのですね。

ちなみに日本語にも旧暦で用いていた月名がありますね。

睦月(むつき) 如月(きさらぎ) 弥生(やよい) 卯月(うづき) 皐月 (さつき) 水無月(みなづき) 文月(ふみづき) 葉月(はづき) 長月(ながつき) 神無月(かんなづき) 霜月(しもつき) 師走(しわす)

日本語の旧称も知識として覚えておくと良いでしょう。

生年月日と誕生日の違いは?

日本語と同じように、生年月日は生まれた年を含め、誕生日は月日のみを聞くときに用いられます。

例文を見てみましょう。

When is your birthday?
誕生日はいつ?

My birthday is May 5th.
5月5日が誕生日だよ。

このように誕生日を聞く際にはWhenを使った疑問文で質問することができます。

ちなみに先ほどのDate of birthについては生年月日という固定名詞で聞いているため、疑問視Whatを使っていました。

これらは小さな違いかもしれませんが、少し意識するだけでより自然な英語へと近づきます。

ちなみに、「私は1985年5月5日にニューヨークで生まれました」と言いたい時には、

I was born on May 5th, 1985 in New York City.

ということができます。

ここではinではなく、特定の日を表す「on日付」にすることがポイントです。

年齢の言い方は?

誕生日の話が出れば自然と年齢を聞かれるかもしれません。

欧米では年齢を気にする人も少なく、話題になることも少ないと言えますが、覚えておいて損はありませんので、さっそく例文を通してみていきましょう。

A: When is your birthday?
誕生日はいつなの?

B: Actually, it was last Saturday.
実は先週の土曜だったんだ

A: Really? Is it May 5th? It is the same day as Tom’s birthday!
えええ?5月5日?トムと同じ誕生日だよ。

B: Wow, I didn’t know that. Do you know how old he is now?
え、知らなかったな。彼今いくつなのか知ってる?

A: I remember he said he was 29 last year.
去年たしか29歳って言ってたよ。

B: And I just turned 30.We might have the same age. I will ask him next time.
僕はこの前30歳になったんだ。もしかして同い年だったりするかも。今度聞いてみよう。

誕生日前後で年齢を聞かれたときはturnという単語を使います。

この場合のturnには「変わる、~になる」という意味があります。

上記のように誕生日を迎えたばかりであればI just turned (年齢) で表します。

誕生日がまだ少し先なら、I will turn 30 next month. I am turning 30 next week. ということができます。

色々な言い換えができますので、その時の気分に合わせてturnの形を変えながら使用してみるといいでしょう。

基本的な年齢は、I am 30やI am 30 years old. とbe動詞を使えばいいので混同しないように、何度も練習してみてください。

まとめ

英語の生年月日の基本から関連する年齢の言い方までをまとめてみました。

生年月日では日本語と順序が異なること、月は英単語、日にちは数字を使うことを基本として覚えておくと良いでしょう。

もちろん書類によって例外もありますので、全て数字で書く場合や順序が異なる場合など、その都度出された指示に従いましょう。

また誕生日を聞かれたら通常は英語でも月と日を答えれば十分ですので、生年月日との区別をきちんと付けておけるといいですね。

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