英語の名前の略し方。外国人名の愛称、略式名を男女別に紹介。

英語の名前には似ているものも多く、日本人にとってはなかなか覚えにくいものです。

でも実は、その呼び名には元の名前の省略形が使われていることも少なくありません。

英語圏では、元の名と省略名がセットで認識されていることが多く、ある一定のルールや種類さえ知っておけば、英語の名前も今より覚えやすくなるはずです。

それでは、その元の名前にはどんなものがあるのか?

そして省略形にはどんな名前があるのか?

今回は、この英語の名前について、その省略形や関連情報をご紹介していきます。

身近な知り合いや友人の名前にも意外な意味や関連性があるかもしれません。

それではさっそく見ていきましょう。

英語の名前の略し方とは?

英語の名前はCristian Name(クリスチャン・ネーム)と言って、キリスト教に関連するものも数多く使われています。

そしてその名前にはそれぞれのニックネームが存在し、普段の呼び名として使われています。

これは日本にようにクラスの誰かが考えるのではなく、既に社会通念として広まっています。

それではそのニックネームについて見ていきましょう。

英語の名前の略し方 男性名

まずは男性名からご紹介します。

John (ジョン)
省略名: Jack(ジャック), Jacky, Jackie(ジャッキー), Johnny, Jonnie, Jonny(ジョニー)

Henry (ヘンリー)
省略名: Harry(ハリー), Hank(ハンク)

Eric (エリック)
省略名: Rick(リック), Ricky(リッキー)

Edward (エドワード)
省略名: Ed(エド), Eddy, Eddie(エディ), Ted(テッド), Ned(ネッド)

Andrew (アンドリュー)
省略名: Andy(アンディー), Drew(ドリュー)

Anthony (アンソニー/アントニー)
省略名: Tony(トニー)

Alfred (アルフレッド)
省略名: Al(アル), Fred(フレッド), Freddy, Freddie(フレディ)

Alexander (アレクサンダー)
省略名: Alex(アレックス), Xander(ザンダー), Xan(ザン)

Charles (チャールズ)
省略名: Charlie, Charly, Charley(チャーリー), Chuck(チャック)

Christopher (クリストファー)
省略名: Chris(クリス), Topher(トーファー)

Daniel (ダニエル)
省略名: Danny(ダニー),Dan(ダン)

David (デイヴィッド)
省略名: Dave(デイヴ), Davy, Davie, Davey(デイヴィ)

Joseph (ジョゼフ)
省略名: Jo, Joe(ジョー), Joey(ジョーイ)

Joshua (ジョシュア)
省略名: Josh(ジョシュ)

William (ウィリアム)
省略名: Will(ウィル), Willy, Willie(ウィリー), Bill(ビル), Billy(ビリー)

Walter (ウォルター)
省略名: Walt(ウォルト), Wally(ウォーリー)

Timothy (ティモシー)
省略名: Tim(ティム)

Thomas (トーマス)
省略名: Tom(トム), Tommy(トミー)

Samuel(サミュエル)
省略名: Sam(サム), Sammy(サミー)

Robert (ロバート)
省略名: Bert(バート), Bob(ボブ), Bobby(ボビー), Rob(ロブ), Robby, Robbie(ロビー)

Richard (リチャード)
省略名: Rick(リック), Ricky, Rickie(リッキー), Richie, Richey(リッチー)

Stephen/Steven (スティーブン)
省略名: Steve(スティーブ)

Terrence (テレンス)
省略名: Terry(テリー)

Mitchell (ミッチェル)
省略名: Mitch(ミッチ)

Michael (マイケル)
省略名: Mike(マイク), Mikey(マイキー), Mick(ミック), Micky, Mickey(ミッキー)

Nicholas (ニコラス)
省略名: Nick(ニック), Nicky, Nickie(ニッキー)

英語の名前の略し方 女性名

続いて女性名です。

Lucille (ルシル)
省略名: Lucy(ルーシー)

Margaret (マーガレット)
省略名: Maggi, Maggy(マギー), Meg(メグ), Peg(ペグ), Peggy(ペギー)

Catherine (キャサリン)
省略名: Cate(ケイト), Cathy, Cassie(キャシー), Cath(キャス)

Katharine/Kathleen (キャサリン)
省略名: Kate(ケイト), Katie(ケイティ), Kathy, Kathie(キャシー)

Ann/Anne (アン)
省略名: Nancy(ナンシー)

Alexandra (アレクサンドラ)
省略名: Alex(アレックス), Ally(アリー)

Kimberly (キンバリー)
省略名: Kim(キム), Kimmy, Kimmie(キミー)

Mary (メアリー)
省略名: Polly(ポリー), Molly(モリー), May, Mae(メイ)

Nicole (ニコル)
省略名: Nicky, Nickie, Nikki(ニッキー)

Susanna (スザンナ)
省略名: Susan(スーザン), Susie, Susy, Suzie, Suzy(スージー), Sue(スー)

Victoria (ヴィクトリア)
省略名: Vickie, Vicky(ヴィッキー), Tori(トリ), Toria(トリア)

Stephanie (ステファニー)
省略名: Stef(ステフ), Steffie(ステフィー)

Samantha (サマンサ)
省略名: Sam(サム)

このように、多くの名前にはその省略形が存在しており、それがニックネームとして用いられています。

また省略名が正式名である場合もあるので、これは本人に確認する必要があります。

上記の省略形は、元になっている名前を部分的に引用しさまざまなバリエーションを生み出しています。

例えばElizabethという名前の場合、Eliza (イライザ)、Elsie (エルシー)、Beth(ベス)、Lisa (リサ)、Liz (リズ)、Betty(ベティ)、Lizzy(リジー)と多くの省略名が存在しています。

Lizzy(リジー)は、日本語と同じく、みっちー、タッキー、いっちー、なっち、ゆっきー、いっしー、など、語尾を変化させたニックネームと同じ考え方だと言えるでしょう。

英語圏ではこの省略名の認識が高く、また正式書類にも使われることがあるため、日本のニックネームという考え方よりもより社会性の強いものだと言えます。

その証拠に、アメリカの第42代大統領であるビル・クリントンは、正式の名をWilliam Jefferson Clinton(ウィリアム。ジェファーソン・クリントン)と言いますが、"Bill" を通称として使用していたことで有名です。

Billは彼が幼少の頃から呼ばれていたWilliamの省略名です。

また愛称を、南部英語で「兄弟」の意味がある「Bubbaババ」の名で知られています。

こうして見てみると、著名人や自分の友人がどうしてその名で呼ばれているのかが分かって大変興味深いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は英語名の「省略名」に関する内容をまとめてみました。

ミッキーマウスでお馴染みのMickeyも、元は「Michaelマイケル」の省略名だったのですね。

身近な英語名を調べてみると、知識が増えるだけでなく、今まで苦手意識のあった英語名に対して抵抗が減りそうです。

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